20代がオルカンを今すぐ始めるべき理由【30年後の差は3倍】シミュレーション付き
「20代だからまだ投資は早い」「お金が貯まってから始めよう」——そう思って後回しにしていませんか?
結論からお伝えします。20代から積立投資を始めることは、人生最大の資産形成チャンスです。30代・40代から始めた場合と比べると、同じ月3万円の積立でも30年後の資産は3倍以上の差が生まれます。
私Yuzurihaは2020年からeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)を積み立て続け、現在の総資産は約6,000万円に達しています。しかし正直に言うと、「20代のうちに始めなかったこと」が一番の後悔です。この記事では、20代がオルカン積立を今すぐ始めるべき理由と、具体的な戦略をすべてお伝えします。
20代から始めると30年後の資産はどうなるか
まず数字で見てみましょう。複利の力は、時間が長ければ長いほど圧倒的な差を生み出します。
以下のシミュレーションは、年率7%(オルカンの長期平均リターンの目安)で積み立てた場合の試算です。
積立額別・30年後の資産シミュレーション(20代スタート)
| 月の積立額 | 積立期間 | 元本合計 | 30年後の資産(年率7%) | 利益 |
|---|---|---|---|---|
| 月3万円 | 30年 | 1,080万円 | 約3,615万円 | 約2,535万円 |
| 月5万円 | 30年 | 1,800万円 | 約6,025万円 | 約4,225万円 |
月3万円を30年積み立てるだけで、元本の約3.3倍の資産になります。運用益だけで2,535万円——これが複利の威力です。
開始年齢別の比較:10年の差が資産を3倍変える
同じ「月3万円・年率7%」で積み立てても、スタートする年齢によって最終資産は大きく変わります。
| スタート年齢 | 積立期間 | 元本合計 | 65歳時点の資産(年率7%) |
|---|---|---|---|
| 20代(25歳) | 40年 | 1,440万円 | 約7,871万円 |
| 30代(35歳) | 30年 | 1,080万円 | 約3,615万円 |
| 40代(45歳) | 20年 | 720万円 | 約1,561万円 |
| 50代(55歳) | 10年 | 360万円 | 約522万円 |
25歳から始めた場合と35歳から始めた場合を比べると、資産の差は約4,256万円。10年間の差が、2倍以上の資産差を生み出します。さらに25歳と45歳では約6,310万円の差——同じ毎月3万円を積み立てているにもかかわらず、です。
この差は「積立額の差」ではなく、「時間の差」だけが生み出しています。20代という時間は、何より貴重な資産なのです。
20代の新NISA活用法:年120万円積立から始める
20代が最初に使うべき制度は、間違いなく新NISAです。新NISAは2024年からスタートした非課税投資制度で、運用益・分配金がすべて非課税になります。
新NISAの基本スペックをおさえよう
| 項目 | つみたて投資枠 | 成長投資枠 |
|---|---|---|
| 年間投資枠 | 120万円 | 240万円 |
| 非課税保有限度額 | 1,800万円(成長投資枠は1,200万円が上限) | 1,200万円 |
| 主な対象商品 | 長期・積立・分散向け投資信託 | 株式・投資信託など |
| 非課税期間 | 無期限 | 無期限 |
20代のうちはまずつみたて投資枠で月10万円(年120万円)のオルカン積立を目標にしましょう。もし最初から月10万円が難しければ、月3万円・5万円から始めてOK。大切なのは「始めること」と「継続すること」です。
20代で新NISAを使うメリット
- 非課税メリットを最大限に受けられる:運用期間が長いほど、非課税の恩恵が大きい
- 1,800万円の枠を最速で埋められる:年360万円フル投資なら5年で満額達成も可能
- 複利効果を無課税で享受できる:通常は利益の約20%が税金で取られる。これが消えるだけで最終資産は大幅アップ
- ライフイベントにも柔軟対応:売却後に枠が復活するため、結婚・住宅購入などの資金需要にも対応できる
オルカンはつみたて投資枠の対象商品に含まれており、信託報酬年0.05775%という業界最低水準のコストで世界約2,800銘柄に分散投資できます。20代の新NISAでオルカンを選ぶのは、最も合理的な選択と言えます。
オルカンの詳細についてはオルカン完全ガイド(初心者向け)をご参照ください。
20代でよくある「投資に回せるお金がない」という誤解
「給料が低くて投資なんて無理」「奨学金の返済があるから」——20代からよく聞く声です。しかし、この考え方こそが最大の落とし穴です。
月1万円でも30年で1,000万円超になる
「月1万円なんて誤差でしょ」と思うかもしれません。しかし数字は正直です。
| 月の積立額 | 30年後の資産(年率7%) | 元本 | 運用益 |
|---|---|---|---|
| 月1万円 | 約1,205万円 | 360万円 | 約845万円 |
| 月2万円 | 約2,410万円 | 720万円 | 約1,690万円 |
| 月3万円 | 約3,615万円 | 1,080万円 | 約2,535万円 |
月1万円でも30年続ければ1,205万円。元本360万円が3倍以上になります。「少額だから意味がない」は完全な誤解です。
コーヒー代を減らすより、積立の仕組みを作る
「節約して投資資金を作る」という考え方は正しいですが、コーヒー1杯(500円)を我慢するより、固定費の見直しのほうが圧倒的に効果的です。
- 格安SIMに乗り換え:月5,000〜8,000円の節約
- サブスクの整理:月2,000〜5,000円の節約
- 電力会社の切り替え:月1,000〜3,000円の節約
- ふるさと納税の活用:実質2,000円で食費を大幅削減
固定費を月1万円削れば、それだけで投資資金が生まれます。「先取り投資」の習慣——給料日に自動でNISA口座に移す仕組みを作ることが最初のステップです。残ったお金で生活することを覚えると、不思議と生活は成立します。
私Yuzurihaも20代のころは「お金がない」と感じていました。しかし積立を始めてから気づいたのは、「お金がないのではなく、使う順番が逆だった」ということ。先に使って残りを貯めるのではなく、先に投資して残りで生活する——これが資産形成の鉄則です。
20代のうちに身につけておきたい投資マインド
投資で最も重要なのは、商品選びよりも「マインド」です。正しいマインドがあれば、暴落が来ても狼狽売りせず、長期で資産を育て続けられます。
①「暴落は敵ではなくセール」と考える
積立投資を続けていると、必ず「暴落」を経験します。2020年のコロナショック、2022年の世界株安——どちらも一時的に大きな含み損が生まれました。私Yuzurihaも2022年に一時▲200万円以上の含み損を経験しています。
しかし暴落時は「安く買えるチャンス」でもあります。ドルコスト平均法(毎月一定額を積み立てる方法)では、価格が下がるほど同じ金額でより多くの口数が買えます。長期投資において暴落は「セール」——この考え方が、継続するための最強のメンタルです。
②「見ない投資」が最強
毎日基準価額をチェックするほど、感情的な判断をしやすくなります。積立設定をしたら、基本的に「放置」が正解です。年に1〜2回、積立額を見直す程度で十分。日々の値動きに一喜一憂するのは時間の無駄です。
③「時間こそ最大の武器」と自覚する
20代が持つ最大の強みは「時間」です。30代・40代がどれだけお金を積んでも、20代の「時間の余裕」は買えません。今日の1万円の積立は、30年後には3万円以上の価値を持つ可能性があります。この感覚を20代のうちに体感しておくことが、一生涯の財産になります。
④「生活防衛資金」を先に確保する
投資を始める前に、生活費の3〜6ヶ月分を現金で手元に置いておきましょう。突然の病気・失業・冠婚葬祭に備えるお金がない状態で投資すると、暴落時に「生活費のために売るしかない」という最悪の事態になります。生活防衛資金を確保してから、残りを投資に回すのが鉄則です。
クレカ積立でポイントも貯める:SBI・楽天・マネックス比較
どうせ積み立てるなら、クレジットカード積立でポイントも同時に貯めましょう。主要3社のスペックを比較します(2026年6月時点)。
| 証券会社 | 対応クレカ | 積立上限額(月) | ポイント還元率 | 貯まるポイント |
|---|---|---|---|---|
| SBI証券 | 三井住友カード | 10万円 | 0.5〜5%(カードランクによる) | Vポイント |
| 楽天証券 | 楽天カード | 10万円 | 0.5〜1% | 楽天ポイント |
| マネックス証券 | マネックスカード | 10万円 | 1.1% | マネックスポイント |
月10万円積み立てた場合、ポイント還元だけで年間最大6,000〜12,000ポイントが貯まります(還元率0.5〜1%の場合)。投資しながら実質的にキャッシュバックを受けているイメージです。
SBI証券がおすすめな理由
- 三井住友カード(NL)なら年会費無料で0.5%還元からスタートできる
- ゴールドカード以上なら還元率が1%超になりお得度がアップ
- 投信マイレージで保有するだけでポイントが貯まる仕組みもある
- オルカンの取り扱いがあり、NISA口座との連携もスムーズ
証券会社選びに迷ったら、まずはSBI証券か楽天証券で口座開設するのが最も無難です。どちらも手数料・使いやすさ・商品ラインナップで業界トップクラスです。
Yuzurihaが20代の自分に伝えたいこと
私Yuzurihaが投資を本格的に始めたのは2020年のことです。正直に言うと、それより前にも「やろうやろう」と思いながら、なかなか踏み出せない時期がありました。「もっと早く始めていれば」——これが今の私の最大の後悔です。
当時の自分に声をかけられるとしたら、こう言いたいです。
「完璧な準備が整うのを待つな。月1万円でいいから、今日口座を開いて積立設定をしろ」
投資を始めるのに「完璧なタイミング」はありません。市場は常に上下しています。しかし長期で見れば、世界経済は成長し続けており、オルカンはその成長をまるごと享受できる商品です。













