この記事の結論

楽天モバイルは「地下でつながりにくい」というデメリットが実在します。それでも、SPU+4倍・月最大3,278円という組み合わせは、楽天経済圏を使っている方にとって他社では再現できない価値があります。デメリットを正直にお伝えしたうえで、向いている人・向いていない人を整理しました。

楽天モバイルに乗り換えてから、毎月の通信費が大幅に下がりました。それ以上に実感しているのが、SPU+4倍による楽天市場でのポイント還元です。ただし、良いことばかりではありません。地下や一部の屋内でつながらない場面は、使い始めてすぐに気づいた正直なデメリットです。

この記事では、実際に使ってわかったデメリットから先にお伝えします。「乗り換えて後悔した」とならないよう、ネガティブな面も包み隠さず書きます。

楽天モバイルに乗り換えて正直に感じたデメリット

地下・屋内でつながりにくい場面がある

最も気になるデメリットは、地下鉄や地下街・建物の奥まった場所での電波です。地上や屋外では問題なく使えますが、地下では圏外になることがあります。コンビニのレジやショッピングモールの奥でQRコード決済を使おうとして、つながらなかった経験もあります。

2024年6月からプラチナバンド(700MHz帯)の提供を開始しており、屋内・地下への電波の届きやすさは改善が進んでいます。ただし、2026年7月時点では主要都市部を中心に拡大中の段階です。地方や郊外ではまだ恩恵を感じにくいエリアもあります。

私の対策は、外出時はできるだけWi-Fiを活用すること、地下での決済はSuicaなどの交通系ICカードを使うことです。生活動線上に地下鉄・地下街が多い方は、事前にご自分の行動範囲のエリアマップを確認されることをおすすめします。

キャリアメール(@docomo等)が使えなくなる

ドコモ・au・ソフトバンクから乗り換えると、これまで使っていた@docomo.ne.jp・@ezweb.ne.jp・@softbank.ne.jpのキャリアメールが使えなくなります。楽天モバイルには@rakuten.jpのメールアドレスが発行されますが、移行の手間はかかります。

実際に乗り換え時に面倒だったのが、銀行やクレジットカードの連絡先メールアドレスの変更手続きです。登録している各サービスの設定を1件ずつ変更する作業が必要でした。GmailやYahoo!メールなどの無料メールをメインにしていた方は、ほぼ問題ありません。

端末ラインナップが少ない

楽天モバイルで販売している端末は、大手キャリアに比べて種類が少ないです。iPhoneはiPhone SE(第3世代)以降の主要モデルに対応していますが、Androidは2026年時点で約10機種程度と限られています。

ただし、楽天回線に対応しているSIMフリー端末であれば、自分で購入して使うことができます。希望の端末があるなら、楽天市場でSIMフリー版を探して持ち込む方法が現実的です。

それでも使い続けている理由|楽天モバイルのメリット

SPU+4倍で楽天市場の還元率が大きく上がる

楽天モバイルを契約・利用するだけで、楽天市場のSPU(スーパーポイントアッププログラム)が+4倍になります。他のSPU項目(楽天カード+2倍・楽天銀行+0.5倍・楽天証券+0.5倍・楽天ひかり+2倍)と組み合わせると、楽天市場での還元率が大幅に積み上がります。

楽天市場で月5万円の買い物をする場合、SPU+4倍の効果だけで月2,000pt(2,000円相当)のポイントが追加で貯まります。月料金が最大3,278円であることを考えると、ポイントで実質的な通信費の一部を相殺できる計算です。

月1,078円〜3,278円のシンプルな3段階料金

楽天モバイルの料金プランは「Rakuten最強プラン」1つだけで、使ったデータ量に応じて自動的に料金が決まります。

月間データ使用量月額料金(税込)
〜3GB1,078円
3GB〜20GB2,178円
20GB〜無制限3,278円

プランを選ぶ必要がなく、使った分だけ自動的に段階が上がる仕組みです。自宅ではWi-Fiを使う方なら月1,078円〜2,178円に収まることも多いです。また、国内通話はRakuten Linkアプリを使えば無料(時間・回数制限なし)で、電話を多くする方にもコスパが良い設計です。

楽天経済圏との組み合わせで月料金以上の価値が出る

楽天モバイルの価値は単体の料金だけで判断するのは不十分で、楽天経済圏全体での効果を合算して考えると見え方が変わります。

組み合わせ効果月間の概算メリット
SPU+4倍(楽天市場月5万円の場合)+2,000pt相当
通話料の節約(Rakuten Link利用)通話無料
大手キャリアとの月額差(20GBプラン比較)約2,000〜4,000円の節約

楽天市場での買い物が多い月ほど、SPUのポイント還元が増えて実質的な通信費がさらに下がる構造です。楽天経済圏を使い込んでいる方には、他の格安SIMには出せないメリットがあります。

料金シミュレーション|大手キャリアとの比較

20GBプランを基準に、主要な選択肢と月額を比較しました(2026年7月時点)。

キャリア/プラン月額(税込)データ量通話
楽天モバイル3,278円無制限Rakuten Linkで無料
ahamo(docomo)2,970円20GB5分以内無料
povo2.0(au)基本0円+トッピング購入分有料
ワイモバイル2,178円〜15GB〜10分以内無料

データ量だけ見ると楽天モバイルは「無制限」で割安ですが、SPU目的でなければahamoやワイモバイルと大きな差はありません。楽天経済圏でのポイント還元を加算すると、楽天モバイルのトータルコスパが際立ってきます。

プラチナバンド導入後のエリア状況(2026年時点)

楽天モバイルは2024年6月にプラチナバンド(700MHz帯)の提供を開始しました。プラチナバンドは電波が建物や地下に届きやすい特性があり、これまでの弱点だった屋内・地下での接続性が改善されてきています。

2026年時点では主要都市の中心部を中心に順次拡大中です。自分のエリアが対象か確認するには、楽天モバイル公式のサービスエリアマップが参考になります。地方・郊外在住の方は、事前に確認してから乗り換えを検討されることをおすすめします。

乗り換えの手順と注意点

  1. MNP予約番号を取得する:現在のキャリアのマイページや電話で取得。有効期限は15日間
  2. 楽天モバイル公式サイトで申込:楽天IDでログインし、プランと端末(またはSIMのみ)を選択
  3. 本人確認書類をアップロード:マイナンバーカードまたは運転免許証をスマートフォンで撮影
  4. SIMカード(またはeSIM)を受け取り、回線切替:eSIMなら即日開通が可能
  5. Rakuten Linkアプリをインストール:無料通話を使うために必須

注意点として、現在のキャリアで分割払い中のスマートフォンが残っている場合、一括精算が必要になることがあります。また、乗り換え月の料金は日割り計算されるため、月末に乗り換えると費用を抑えられます。

楽天モバイル 公式サイト(申込・エリア確認はこちら)

楽天モバイルが向いている人・向いていない人

向いている人向いていない人
楽天市場をよく使う(SPU目的)地下鉄・地下街を毎日使う
月20GB以上データを使う地方・郊外でエリアが不安
通話が多い(Rakuten Link活用)キャリアメールを手放せない
楽天経済圏を構築中の方最新Android端末にこだわりたい

私が楽天モバイルを使い続けているのは、楽天市場での買い物が多くSPU+4倍の恩恵が大きいためです。地下での電波については、生活動線上に地下鉄が少ない環境のため、デメリットとして感じる頻度が低いという個人的な事情もあります。

まとめ|デメリットを理解したうえで楽天経済圏ユーザーには強くおすすめ

楽天モバイルのデメリットは実在します。特に地下・屋内での電波は、プラチナバンドが普及途中の現状ではまだ完全ではありません。乗り換え前にご自分の生活エリアと行動パターンを照らし合わせることが大切です。

一方で、SPU+4倍・月最大3,278円・通話無料という組み合わせは、楽天経済圏を使っている方にとって月料金以上の価値をもたらします。デメリットを把握したうえで自分の生活スタイルに合うと感じた方には、乗り換えを検討する価値は十分にあります。


【免責事項】本記事は筆者の個人的な体験・見解に基づいています。楽天モバイルの料金・サービスエリア・SPU条件は変更される場合があります。最新情報は楽天モバイル公式サイトをご確認ください。

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Yuzuriha
2020年よりeMAXIS Slim全世界株式(オルカン)一本での積立を継続。現在の総資産は約6,000万円(2026年時点)。2022年の世界株安で一時▲200万円の含み損を経験しながらも積立を止めず、2024年に大きく回復。「シンプルなインデックス投資で確実に資産形成できることを証明する」をテーマに発信中。本ブログの全記事は6年間の投資実績をもとに執筆しています。投資の知識だけでなく、実際に経験した暴落・回復の心理面も正直に伝えることを大切にしています。