資産目標

資産運用の目標を設定する。
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プロフィール

名前  :ゆづりは
家族構成:嫁と子供2人の4人家族
世帯年収:600万円前後
住居  :戸建て(住宅ローン35年)
投資歴 :2013年投資開始

目指す姿

自由に人生を楽しめる時間・健康・資産を手に入れる。

<イメージ>
・自由な時間とお金があり、やりたいことができる
・生活の為にやりたくないこと、興味のないことを強制されない
・体が健康で自由に行動できる

想定外の事態が発生し家族に迷惑をかけてはいけない。また、子供が独立するまでは教育費等不確定要素が多いため、FIRE開始は子供が独立したタイミングとする。

目標設定

目標を実現するために必要な資産を見積る
① 平均的な生活費の把握
② FIRE後の生活費見積り
③ 年金受給額の見積り
④ 目標資産額の設定

① 平均的な生活費の把握

総務省統計局が発表している家計調査年報(家計収支編)から日本の平均的な家庭の支出を把握する。子供が独立後の夫婦2人の生活を想定し、「65歳以上の夫婦のみ無職世帯」の支出を参考とする

65歳以上の夫婦のみ無職世帯の家計収支(月平均)

項目 2023年 2022年 2021年 2020年
食料 72,930円 67,776円 65,789円 65,804円
住居 16,827円 15,578円 16,498円 14,518円
光熱・水道 22,422円 22,611円 19,496円 19,845円
家具・家事用品 10,477円 10,371円 10,434円 10,258円
被服及び履物 5,159円 5,003円 5,041円 4,699円
保険医療 16,879円 15,681円 16,163円 16,057円
交通・通信 30,729円 28,878円 25,232円 26,795円
教育 5円 3円 2円 4円
教養娯楽 24,690円 21,365円 19,239円 19,658円
諸雑費 19,835円 19,818円 18,807円 19,351円
交際費 24,230円 22,711円 20,729円 19,826円
仕送り金 969円 1,334円 1,349円 1,384円
直接税 13,090円 12,854円 12,109円 12,589円
社会保険料 18,435円 18,945円 18,529円 18,551円
合計(増減) 282,497円
+5.21%
268,508円
+5.26%
255,100円
-0.18%
255,550円
-5.77%

引用元:総務省統計局|家計調査年報(家計収支編)
※表に使われている項目・金額は家計調査年報の数値
※合計は消費支出と非消費支出の合算

② FIRE後の生活費見積り

①平均的な生活費をベースに自身の目標とする生活費を見積り。住宅ローン返済中、住宅ローン完済後、年金受給開始後に分けて検討し、各シチュエーションの年齢は以下とする。
・住宅ローン完済:65歳
・年金受給開始   :75歳

年齢別の生活費見積り

項目 夫婦2人の
支出平均

(2023年)
54~65歳
(住宅ローン
返済中)
66~70歳
(住宅ローン
完済後)
71~80歳
(年金開始)
81歳~
(高齢期)
食料 72,930円 100,000円 90,000円 80,000円 70,000円
住居 16,827円 85,000円 0円
光熱・水道 22,422円 25,000円
家具・家事用品 10,477円 20,000円
被服及び履物 5,159円 10,000円
保険医療 16,879円 20,000円 25,000円 30,000円 35,000円
交通・通信 30,729円 30,000円
教育 5円 0円
教養娯楽 24,690円 100,000円 65,000円 30,000円
諸雑費 19,835円 20,000円
交際費 24,230円 50,000円 45,000円 35,000円 25,000円
仕送り金 969円 0円
直接税 13,090円 15,000円
社会保険料 18,435円 20,000円
合計(増減) 282,497円 495,000円 400,000円 350,000円 300,000円

参考としている「65歳以上の夫婦世帯の支出」は、持ち家 且つ 住宅ローン支払い済の世帯が多いためと住居費が低いと予想。体が動く70歳以下の期間は趣味や旅行を楽しめるよう遊興費を多く設定。

インフレにより物価が上昇すると目標資産は増加する。総務省統計局が発表している家計調査年報を毎年チェックし目標資産額の見直しを行う。

③ 年金受給額の見積り

 三井住友銀行|年金資産シミュレーションにて夫婦二人の年金受給額を見積る。

見積条件
・就業期間   :22歳~54歳
・現在の年収:700万円
・配偶者は専業主婦

年金受給額見込み
・本人   :16.4万円/月(内訳:基礎年金6.4万円、厚生年金10万円)
・配偶者:6.4万円/月(内訳:基礎年金6.4万円)
合計  :22.8万円/月(年間273.6万円)

④ 目標資産額の設定

②で算出した生活費にインフレによる増加を考慮する。
想定インフレ率を年2%とする。

必要な生活費の推移

2023年×2040年の生活費比較

項目 55~64歳
(住宅ローン
返済中)
65~69歳
(住宅ローン
完済後)
70~84歳
(年金開始)
80~100歳
(高齢期)
2023年想定 5,940,000円 4,800,000円 4,200,000円 3,600,000円
2040年想定
7,909,188円 6,721,159円 5,881,014円 5,040,869円
増減額 +1,909,188円 +1,921,159 +1,681,014円 +1,440,869円


年齢別の年金不足額(年間)
目標資産額は「必要な収入 ー 年金不足額」で算出する。

項目 55~64歳
(住宅ローン
返済中)
65~69歳
(住宅ローン
完済後)
70~84歳
(年金開始)
80~100歳
(高齢期)
期間 10年 5年 15年 21年
生活費(2040年想定)
7,909,188円 6,721,159円 5,881,014円 5,040,869円
自動車購入費 ※1 500,000円 500,000円 0円 0円
住宅修繕費
500,000円 500,000円 500,000円 500,000円
子供への資金援助 ※2 1,800,000円 800,000円 266,667円 0円
必要な収入 10,709,188円 8,521,159円 3,911,681円 2,804,869円
年金受給額 0円 0円 2,736,000円 2,736,000円
年金不足額 10,709,188円 8,521,159円 3,911,681円 2,804,869円
税引前の資産額 13,386,485円 10,651,449円 4,889,601円 3,506,086円

※1:500万円の自動車を10年に1回購入。70歳で免許返納。
※2:子供の結婚費用・住宅購入費用・お祝い金等の援助額を2400万円(1200万円×2人)と想定。


月10万円の追加投資と年間7.0%の運用利回りで2040年までに資産1億8千万円を目指す。FIRE後は目標利回りを5%に落としリスク(変動幅)の少ないアセットへ切り替える。年間リターン7.0%はオルカンの平均的なリターンであり、目標として妥当と考えている。子供の一人暮らし費用や大学院進学等、想定以上の費用が発生した場合は、FIRE時期を後ろ倒しにし対応する。

関連リンク
オルカン平均年間リターン