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Amazonで粗悪品を見分けるチェックポイント3選

出典:Pixabay

ふくろん
ふくろん
Amazonで安くて口コミも良いから購入したのに、粗悪品が届いたことありませんか?今回はAmazonで購入時にチェックすべきポイントを紹介します。

Amazonは楽天やYahooショッピング等の他のECサイトとは違う独自のシステムなので理解しておきましょう。2年程ですが副業としてAmazonを利用し物販をしていた経験から、購入時に最低限チェックすべきポイントを3点紹介します。

Amazonのカートシステム

Amazonは楽天市場やYahooショッピングのようなモール型のECサイトと違い、多くの商品をAmazonの倉庫で管理しAmazon倉庫から発送しています。ここが他のECサイトとの大きな違いです。

モール型のショップでは個別のショップがそれぞれ販売をしています。商品を検索すると、様々な価格で複数の店舗がでてきます。Amazonでは基本的に1つの商品に対し1つのペー ジしかなく、商品を売りたいショップが登録します。その為、同じ商品ページでもタイミングによって購入するショップが変わります。

Amazonで商品をカートに入れると、「販売元」に表示されているショップから商品を購入します。通常はAmazon自身が販売している商品 or 一番安いショップが表示されることが多いようです。自分より安い出品者がいると いつまでも商品は売れない為、自然と出品者同士で値下げ競争が発生します。

出荷元は商品の発送者です。Amazonの場合は、Amazon倉庫の商品をAmazonが発送します。出品者自身が発送する場合は、出品者のショップ名になります。

販売元は商品の販売者です。Amazonの場合は、Amazonが商品の仕入れを行い販売している商品です。偽物の心配をする必要はないでしょう。販売元が聞いたこともないショップや外国人が運営している場合は注意が必要です。詳しくは「販売元は信頼できるショップか?」で説明します。

「Amazonの他の出品者」を選択すると、他の出品者の商品が確認できます。

販売元は信頼できるショップか?

実店舗であれば、ある程度しっかりした身元で責任をもって運営しているショップがほとんどですが、インターネット上のショップは会社員が副業で運営しているショップも数多く存在します。ショップはAmazonのセラーアカウントを作成すれば簡単に作ることができ、店名もいつでも変更できます。ショップ名に「公式」とか「〇〇本店」とか「〇〇支店」という言葉があっても意味はないので覚えておきましょう。

① その他の出品者数
② 配送料
③ 出荷元・販売元

を表しています。この商品の場合、商品ページに表示されている出品者の他に10件のショップの登録があり、2番目のショップは価格は同じ1320円ですが送料を取られます。出荷元・出品者ともにAmazonではない商品です。もし、Amazonの在庫がなくなった場合、次のショップが商品ページに表示(カートを取得)されるため、送料が発生するかもしれません。

少しでも怪しいと感じたら販売元を確認しましょう。「販売元」をクリックするとレビューと出品者情報を確認できます。レビューが良くてもサクラの可能性があるので信用できませんが、レビューの悪い出品者は避けるのが賢明です。他には出品者が中国などの海外、出品者名が明らかに偽名 or 意味のない文字列。連絡先の電話番号が適当の場合は、粗悪品を売る為のアカウントかもしれません。

レビューはサクラでないか?

Amazonではレビューの無い商品は売れにくいです。商品を買ったら「レビューを書いたらプレゼント」といったチラシが入っていたことはないでしょうか?プレゼントを渡してでもレビュー数増やそうとしています。Amazonでは「催促となる投稿」を禁止しています。最悪、アカウント停止になる可能性もありますのでプレゼント欲しさにレビューをしないよう注意してください。
参考:Amazon | 販促となる投稿について

他にも日本語のページなのに大量の外国語による高評価レビューがついている商品を見たことはないでしょうか?レビューを翻訳してみると電化製品なのに「おいしい」「いつも食べてます」といったコメントが出てくることがあります。商品ページは出品者で編集することができる為、既に販売が終わった高評価商品のページを変更しているのかもしれません。

Amazonで商品を買う際にはサクラチェッカーを使いましょう。NHKで紹介された有名なサイトです。個人では調べきれないような項目もチェックしてくれます。
サクラチェッカー | サクラ評価がまるわかり

商品は本当に安いのか

Amazonは出品者同士でカートを取り合うシステム上、他サイトと比べても最安価格に近いことが多いです。ただし、Amazon以外が出品している1000円以下の商品は、定価よりも割高になっている場合があります。Amazon倉庫に商品を預けて販売する場合、商品価格1つ1つに送料が含まれてしまう為です。

安く出品している商品が無くなると、次の出品者にカートが移動していく為、人気商品はプレミアム価格にになる可能性があります。販売が終了した商品、期間限定商品、入手困難な商品などは注意が必要です。

keepaというツールをインストールすると、過去の価格推移を確認することができます。

リンク先:Keepa – Amazon Price Tracker

 

粗悪品をつかむ可能性を減らすために購入時は値段やレビューの★の多さで判断せず、販売元をよく確認する。商品が少しでも怪しいと感じたらサクラチェッカーで確認しよう!