オルカン10年積立シミュレーション:毎月1万円で資産はいくらになる?【新NISA対応】

「オルカンを毎月1万円積み立てたら、10年後はいくらになるの?」
「少額でも意味はあるの?」
このような疑問を持っている方はとても多いです。特に新NISAが始まり、長期・積立・分散投資が注目されている今、「具体的な数字」を知りたいというニーズは非常に高まっています。
本記事では、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、通称「オルカン」を毎月1万円積み立てた場合の10年シミュレーションを、わかりやすく解説します。さらに、想定利回り別の比較、過去データの傾向、リスク、注意点まで丁寧にまとめました。
これから積立投資を始めたい方、すでに始めているけれど将来像が見えにくい方は、ぜひ最後までご覧ください。
オルカンとは?まずは基本をおさらい
オルカンとは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の愛称で、三菱UFJアセットマネジメントが運用するインデックスファンドです。
- ベンチマーク:MSCI ACWI(全世界株式指数)
- 投資対象:先進国+新興国の株式
- 投資国数:約40~50カ国
- 特徴:低コスト・広範な分散投資
1本で世界中の株式に投資できるため、「これ1本で完結」型のインデックス投資として人気があります。
関連記事でオルカンを保有する上で重要な情報をまとめています。ぜひご覧ください。
関連記事:オルカンとは何?初心者向け完全ガイド|特徴・メリット・始め方まで徹底解説
【検証】オルカン10年積立シミュレーション
これから様々な条件で10年間積み立てシミュレーションをしていきます。
※1万円以下は四捨五入
毎月1万円を10年間積立
運用利回りを3%、5%、7%の3水準でシミュレーション。
月1万円を10年積立したときの結果
- 年3%:140万円(運用益20万円) +14%
- 年5%:155万円(運用益35万円) +29%
- 年7%:173万円(運用益53万円) +44%
| 投資元本 | 利回り3% | 利回り5% | 利回り7% | |
| 1年目 | 12万円 | 12万円 | 12万円 | 12万円 |
| 2年目 | 24万円 | 25万円 | 25万円 | 26万円 |
| 3年目 | 36万円 | 38万円 | 39万円 | 40万円 |
| 4年目 | 48万円 | 51万円 | 53万円 | 55万円 |
| 5年目 | 60万円 | 65万円 | 68万円 | 72万円 |
| 6年目 | 72万円 | 79万円 | 84万円 | 89万円 |
| 7年目 | 84万円 | 94万円 | 100万円 | 108万円 |
| 8年目 | 96万円 | 108万円 | 118万円 | 128万円 |
| 9年目 | 108万円 | 124万円 | 136万円 | 150万円 |
| 10年目 | 120万円 | 140万円 | 155万円 | 173万円 |
複利の力が効いてくるのは「後半」
積立投資の特徴は、時間が経つほど増え方が加速することです。
- 最初の5年:ゆるやかに増える
- 後半の5年:増加スピードが上がる
10年でも複利効果は感じられますが、本格的に効いてくるのは15年、20年といった長期です。10年は「複利のスタート地点」と考えるとよいでしょう。
過去データから見る世界株式の傾向
MSCI ACWIの長期データを見ると、短期では上下を繰り返しますが、長期では右肩上がりの傾向があります。
- ITバブル崩壊
- リーマンショック
- コロナショック
これらの暴落を経ても、長期では回復してきました。ただし、将来も同じ結果になるとは限りません。価格変動リスクは必ず存在します。
新NISAで積み立てた場合のメリット
新NISAのつみたて投資枠を活用すれば、運用益は非課税になります。
通常、投資信託の利益には約20%の税金がかかります。しかし新NISAなら、10年後に得た利益がそのまま手元に残ります。
例えば年率5%で約35万円の利益が出た場合、本来なら約7万円が税金になりますが、新NISAなら非課税です。
「毎月1万円」は少ない?意味ある?
結論から言えば、意味は十分あります。
- 投資習慣が身につく
- 価格変動に慣れることができる
- 将来の増額につながる
最初は1万円でも、昇給や余裕資金が増えたら積立額を増やすことも可能です。大切なのは「続けること」です。
オルカン積立のリスクも理解しておこう
メリットだけでなく、リスクも確認しましょう。
- 株価下落リスク
- 為替変動リスク
- 短期ではマイナスになる可能性
10年間でも、タイミングによっては評価額が元本割れすることもあります。そのため、生活防衛資金とは分けて投資することが重要です。
よくある質問(Q&A)
Q. 10年でやめるべき?
10年は一つの区切りですが、可能なら15年・20年と継続するほうが複利効果は大きくなります。
Q. 暴落したらどうする?
積立投資では、暴落時も積み立てを続けることで平均購入単価を下げる効果があります。焦って売却しないことが重要です。
Q. S&P500とどちらが良い?
米国集中型か、全世界分散型かの違いです。リスク分散を重視するならオルカンは有力な選択肢です。
まとめ:オルカン毎月1万円でも未来は変わる
- 10年間の元本は120万円
- 年率5%なら約155万円になる可能性
- 新NISAなら利益は非課税
- 長期継続が最大のポイント
毎月1万円は決して大きな金額ではありません。しかし、10年という時間と複利の力を味方につければ、着実に資産形成が進みます。
大切なのは「完璧なタイミング」を探すことではなく、無理のない金額でコツコツ続けることです。
まずは毎月1万円から、未来の自分への積立を始めてみてはいかがでしょうか。













